海外旅行はTrans World

旅情を誘う列車の旅

旅情を誘う列車の旅

ホーチミン~ファンティエット


ホーチミン~ファンティエット
SPT2号 SAIGON STATION 06:50⇒ PHANTHIET STATION 10:15
SPT1号 PHANTHIET STATION 14:05⇒ SAIGON STATION 18:40

造りの違う車両が繋がれた列車
造りの違う車両が繋がれた列車
ファンティエット行きの列車内
列車内も車両によって清潔さや新がマチマチ
ドラゴンフルーツ畑
ドラゴンフルーツ畑


ホーチミンを朝に出発するSPT2号はファンティエットが終点なため、乗り過ごしの心配がない。
車内放送が聞き取れるかどうわからず、運行ダイヤすらあまりあてにならない、ベトナムでの列車の旅ではこれはありがたい。

ガイドと一緒でもない限りは、唯一安心して乗車できる列車かもしれない。
又、夜行列車ではないので、女性一人での乗車でも防犯面で安心感がある。


車両はと言うと、ゆったりシートの車両や、眺めの良いハイデッカーの車両など、統一感のない、さまざまなタイプの車両が連結されている。料金はどの車両も同じなので、どの車両になるかは運次第といったところ。

飛行機のモニターのように、天井にテレビのついた車両もあるが、イアホンはなく音声はそのまま流れ続ける。


路線は海沿いに敷かれてはいるが、それほど海には近づいていないため、残念ながら、海を眺める車窓はあまりない。
水田地帯や、ドラゴンフルーツ畑の車窓が続くが、それこそベトナムらしい風景かもしれない。


週末などは、ベトナム人ファミリーの行楽客も多く利用しているので、 なかなかパワフルなベトナム人の生活を垣間見れる。
大声で会話するぐらいならご愛嬌。
ごみは散らかし放題、ステレオから音楽は流す、泣き叫ぶ子供は放置などなど。
しかしながら、これから楽しい行楽へ向かう車内であることを考えれば、日本人とて、さほど変わりがないかもしれない。



ハノイ~ラオカイ


高原都市サパへの旅行の玄関口となるのがラオカイ駅。ハノイからの急行列車は片道で3便。往復共3便すべてが夜行列車となっている。

急行列車3便のダイヤは、3便共に似たり寄ったりの設定になっていて、それぞれの列車に、座席タイプの普通車両と寝台車が接続されている。

寝台車はホテルや旅行会社が運営しており、車両によって装飾や設定が微妙に異なってはいるが、おおむね豪華なつくり。
ミネラルウォーターをサービスしている寝台列車も多い。
寝台車両は2名、4名、6名のコンパートメントタイプとなっているが、ヨーロッパのように、男女で予約は分かれていない。
少人数での利用の際には注意が必要かもしれない。
女性だけの利用なら、少し値は張るがコンパートメント1室を貸切(プライベート利用)として予約する選択肢がある。

又、時間がかかっても日中の車窓を楽しみたいのなら、所要11時間の各駅停車も片道あたり1本運行している。
日中の列車で、地元の人達が利用する各駅列車のため、社内の騒々しさはホーチミン~ファンティエット間の案内と同様に、ある程度の覚悟は必要かもしれない。

3段式寝台
3段式寝台
2段式寝台
2段式寝台
ヴィクトリアエキスプレススーペリア
ヴィクトリアエキスプレス スーペリア

ヴィクトリアエキスプレス
コンパートメント内の照明もお洒落
ヴィクトリアエキスプレス
飲物や軽食のオーダーも可能。アルコールも有
布製のタオルが置かれた洗面所
布製のタオルが置かれたホテルさながらの洗面所

夜行列車の中で、食堂車を連結している[VICTORIA EXPRESS TRAIN]が最も豪華。客室はワインレッドとシックな木目を基調とした4名1室と2名1室のコンパートメントからなっている。
コンパートメントに足を踏み入れると、寝台の上には、お水、歯ブラシ、ハンドタオルが入った巾着袋(これはサパ周辺の少数民族のハンドメイドだそうだ)と、タオル生地の柔らかなスリッパが用意されている。
これだけでもお土産の1品になりそう。

乗車したら食堂車「トンキン」へは是非、足を運びたい。セレクトされたワインに、車内とは思えないほどに繊細な料理を楽しむことが出来る。 残念ながら、食堂車が連結されていない曜日でも、軽いスナックと飲物メニューがあり車内でのオーダーが可能。

ヴィクトリアトレインには、キャビンアテンダントが常に同乗しており、他の車両との行き来も出来ないように連結部は封鎖されているので、盗難や治安面でも安心である。
又、朝にはモーニングコールならぬモーニングノックと共に熱いコーヒーをサーブしてくれるサービスもあり、列車の旅とは思えない優雅さがある。

列車内のトイレも手拭き用にタオルが用意されていたり、いつでも清潔さが保たれているなど、ホテル並みの設備なのもうれしい。



ダナン~フエ



全長1,700キロを誇る南北縦貫線、通称“統一鉄道”。 全線を踏破している急行列車は4往復。最速で30時間かかるので時速に換算すると、時速56KM。実にのんびりした急行だ。

全線踏破はさすがに時間がないという旅行客には、一部区間だけの利用をお薦めしたい。
最も短くて風光明媚な景色が楽しめるのは、中部の世界遺産を繋ぐホイアン駅(駅はダナン)~フエ駅の区間。
最初は海を眺めながらくねくね、ゆっくりと登っていくのだが、途中から海は遠ざかり、青々とした木々の中を縫うようにして走り続ける。20分弱で頂上と思われる場所へと到達すると今度は一転下り坂を一気に下り、海との再会となる。
トンネルで一気に通り抜ける道路に比べても、予想以上に楽しめること間違いない。


ホーチミン~ニャチャン、ダナン



統一鉄道でもう少し長い区間の乗車であれば、ビーチリゾートのニャチャンやダナンへの区間も利用価値が高い。
夜行となるので景色は楽しめないが、日中の移動よりも風情を味わえることは間違いない。


かつては寝台車両では給食が配られていたが今はない。食事などは有料の車内販売を利用することとなる。
列車のスタッフが事前に夕食や朝食のオーダーを取りに来るが、すべてベトナム語で英語もほぼ通じないためオーダーは難しい。
スナック菓子や飲物、カップラーメンだったら、ワゴンでも売りに来るので指さしオーダーは可能。
ただ、サンドイッチやスナック菓子、果物などを乗車前に事前に買い込み、持ち込んだが方が無難かもしれない。



ダナン~フエ間の座席
ダナン~フエ間の座席。いつでもほぼ満員
車両
新しい車両だと電源も用意されている
旧車両の洗面台
旧車両の洗面台・トイレは少し汚い
新車両の洗面台
新車両の洗面台・トイレは日本並みの清潔さで安心

車内販売
車内販売でもスナック類ならオーダーはしやすい
車内販売
お弁当類のメニューはすべてベトナム語
サイゴン駅
駅も殺風景。車内での食料は市内で調達すべし。


オーダーメイドの旅もお任せ下さい。